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連載コラム 第5回目〜居住+賃貸の併用で不動産運用、郊外部の再生に寄与〜

COLUMN

 

 

 不動産投資をもっと身近なスケールで展開するならば、今後は郊外部の空き家活用にもつながっていくと考えています。例えば二世帯住宅を建ててその半分を賃貸として運用する、というのも一つの考え方です。賃貸収入で住宅ローンを返済する、というイメージです。

 建築面積の 50%以内であれば賃貸住宅を併用しても住宅ローンが適用されるので、低利でお金を借りることができます。もちろん、プライバシーやセキュリティの面での安心感を持てる商品を構築できればニーズはあるのではないか、とも考えています。

 現在、首都圏では郊外住宅地に住んでいた方々が高齢者になり、クルマを手放し郊外から利便性の高い駅前のマンションへの住み替えが進んでいます。一方で、コロナ禍で一気にリモートワークが進んだことにより、若い世代は駅近の通勤利便性がいいところにわざわざ高い家賃を支払うことや、高額な不動産を購入して住まなくてもよくなってきた、という傾向が見て取れます。駅から遠くても広々とした家に住み、郊外の自然とふれあって子育てすることができ、かつ住宅ローンを賃貸経営で補うことができたら、きっと若い世代はお金の心配をせずに安心して暮らせるのではないでしょうか。

 現代社会では、「働く」より「暮らす」ことに人々の価値観が変化してきているように思います。不動産を有効活用し、そこに良質な経済循環を生み出すことができれば、個人の利益が社会全体の利益に変わっていくと思います。

 これまで、どこか「不動産」というと、資産家が土地を転がすような、ネガティブなイメージがつきまとっていました。しかし私は前職時代の総合不動産事業を通して、不動産の持つ可能性を知り、経済や社会によいインパクトを与えることのできる成功体験を積み重ね、起業した今まさに、それを自分の本懐として成し遂げようと感じています。会社としては当然ながら利益を出していかなければなりませんが、それを内部留保して滞らせるのではなく、地域経済に還流してよい経済の流れを作っていく。小口の不動産投資商品が増えていくことで、その経験をしている人が増えていく。その裾野が広がることで、事業規模以上に社会を変えていく可能性があると思います。その解の一つが不動産投資であり、私は不動産投資によって良質な経済循環が行われている日本社会の姿を見たいのです。

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